DIY で家のクローゼットに棚を設置してみる 〜 完成編 〜
2017/01/11
「下調編」では、クローゼットに棚板を取り付けるべく、必要になるものの調査から発注までをまとめましたが、必要な部材が揃ったので、本記事では「完成編」としてクローゼットに棚を取り付けるまでをご紹介しようと思います。
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では早速楽天で注文していた「棚板」が届いたので、完成までを順番にご紹介していきます。
準備物
ダボレール
Amazon で購入したダボレール。ネジも付属でついてきました。
ドライバー
こちらは以前から持っていた「IKEA」で購入した電動のドライバー。
トルクがあまりないのでは?と心配していましたが、手で思いっきりネジを締めた後にこのドライバーを使うとまだまだ締まったので、手で回すよりは力強いのではないかと思います。
追加
この記事を読んで、うちの棚にも適用できるのではないか?と急きょ追加で準備した「セメダインスーパーXG」。
大きなホームセンターとかじゃないと置いてないと思いましたが、近所の「ドラッグセイムス」に行ったときにダメ元で探してみたところ売っていたので購入。
下地探し・設置位置計測・設置
下地探し
下調べした際に「下地」の目星はつけていましたが、いざダボレールを設置しようとしたときに少し困ったことが判明しました。
ダボレールを壁にあてがって、その上から下地探しを壁に刺して見たところ、下地には5ミリくらいしか針が届かない箇所があることがわかりました。
ダボレールの「厚さ」を全く考慮できていなかったのです。
これは「下地アンカー」がいるのか、それとも5ミリくらいネジが下地に届けば強度的には問題ないものか全く判断がつかず、どうしようかとだいぶ悩みました。
15分ほどどうしようか部屋の中ウロウロしたのですが、最悪「ダボレールはつけたけど、強度的に棚板は置けない」となったとしても、クローゼットとして使えないことはないじゃないか、と元も子もない判断で「えいやっ!」とつけることにしました。
※ダボレールを設置する4箇所のうち、1箇所だけが上記のような状況でした。
4箇所すべてが5ミリくらいしかネジが下地に届けないようであれば断念していたかもしれません。
設置位置計測
この作業が一番面倒でした。
奥の壁から○○センチ、床から○○センチの位置に一つ目のダボレールを、
奥の壁から○○センチ、床から○○センチの位置に二つ目のダボレールを・・・という具合にダボレールをつける4箇所すべてに目印をつけて、ガムテープで仮止めしました。
設置
本来なら「水平器」のようなツールで棚板を置いたときに水平になっているかも考慮する必要があるんだと思いますが、ここまでの時点で1時間ちょっと(どうしようか悩んだ時間含む)経っていたのでここでも「えいやっ!」でネジにセメダインを塗ってつけていきました。
ダボレール右側
ダボレール左側
左右で、奥と手前のダボレールの間の幅が違うやんけ!という突っ込みがありそうですが、下地の位置がこのレールの裏側にしかなかったので、このように左右で間隔が違っています。
ちなみに、右側のクローゼット(もともと備え付けでつけてもらった)も同じように左右で奥と手前のダボレールの間の幅が違っています。
棚板を置いてみる
何ということでしょう。
結構きれいに左右の棚の位置もそろっているではありませんか。
気にしていた「水平」問題ですが、棚板を置いてもグラつくことがないので、ビー玉をそのまま置くような使い方をしない限りは、支障をきたすようなことは全くないと思います。
楽天で注文した棚板も、すべての面が「化粧仕上げ」されておりとてもきれいでした。
というわけで
設置作業自体は本当に「作業」になるので、一番大事なのは「下地の有無」および「下地にどれくらいネジが届くのか」という点をきちんと調べておくことですかね。
今回実際に作業してみて、「下地の有無」までは情報収集して調査できていたのですが、「下地がある」ということが分かっただけで満足してしまいあと一歩詰めが甘かったと反省しています。
同じように「ダボレール」で棚板設置を考えている方は、是非下調べに十分時間をとってから進めていただければと思います。
追記
その後9ヶ月ほど経過し、色々なものを棚においていますが、ダボレールが壁から剥がれる様子もなく、無事きれいな状態のまま利用できています。
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