ペンドリブン

1985年生まれ 仕事・家庭・etc. 雑記

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エアコンをつけない祖母のために「eRemote」でエアコンを遠隔操作

   

うちの86歳になる祖母は、この暑い時期でも「窓を開けてたらいい風が通る」「脂肪も少なくなって若い人と違って全然暑くない」といって、エアコンをつけようとはしません。

自分たちが家に遊びに行った時にはすぐにつけてくれるのですが、どうも自分一人の時には「電気代がもったいない」とか「つけてなくても十分涼しい」と、何かと理由をつけてはエアコンをつけてくれません。

  

いくら言っても言うことを聞いてくれないので、であれば強制的につけてやれ!ということで、外出先からでも操作できるスマートリモコンの「eRemote」を導入してみました。

「eRemote」でできること

「家電のリモコン信号を学習しスマホからの遠隔操作を可能にしたデバイス」ということで、操作対象となる家電そのものが遠隔操作に対応しているかどうかということは関係がなく、あくまでも「リモコンの置き換え」というデバイスとなります。

最近では家電そのものがインターネットにつながって操作できるものも多くあるかと思いますが、そうした製品が増えてくると、面倒になってくるのが家電単位で異なった遠隔操作のアプリなどの設定かと思います。

ですが、「eRemote」のようなリモコンの置き換えとなるデバイスを導入することで、設定するのも「eRemote」だけ、スマホなどから接続し操作するのも「eRemote」だけ、となるので遠隔操作する対象となる家電が増えても「eRemote」のみの操作で完結します。

「eRemote」開封

物自体はそれほど大きくなく、スマートなデザインとなっているので、置き場所に困ることもあまりないと思いますが、操作対象の家電との距離だけ気をつけておかなければ、赤外線が届かず遠隔操作ができないという事態になってしまうので注意が必要です。

使い方としては、上記のデバイスを設置後、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールして、そのアプリケーション内で操作する対象家電の「仮想リモコン」を作成するだけとなります。

しばらく運用してみて

タイマー機能を利用して、祖母が一人で家にいる月~土は、10時に冷房がつくように設定をしていましたが、どうやら冷房が手動で消されているということが分かったので、10時から17時までの間は2時間おきに冷房がつくようにして、かなり強制的な運用にしてしまいました。

初めに書いた通り、「eRemote」はあくまでもリモコンの代わりとなるだけなので、例えば外出先から冷房がつくように操作しても、その「結果」を確かめるすべがなく、「冷房がつかなかったので再度操作してみる」ということができません。

なので、「今冷房がついていないから冷房をつける」という事ができず、「冷房がついてるかついていないかわからないけど、とりあえず【冷房】ボタンを押せば、冷房がついていなければつくし、冷房がついていても動作には何も影響ないよね」という使い方となってしいまいます。

このような動作でもそれほど問題となるケースは少ないと思いますが、考えられるとすれば「自動切タイマー」がセットされていて冷房が稼働している場合、「自動切タイマー」の設定がされていなかった状態で冷房が稼働しだすかもしれません。

※もちろんエアコンの機種にもよると思いますし、検証もしておりませんので憶測だけですが・・。

デフォルトで用意されている「エアコン」というリモコンパターンだとできることが限られているのですが、リモコンの「カスタマイズ」という機能を利用すれば、ボタンの数や配置を自由に設定できるのでより自由度が増すと思うのですが、「カスタマイズ」にチャレンジしている途中で面倒になり諦めてしまいました。

今回の目的が少し特殊で頻繁に操作するものでもなく、一度設定したら基本的には放置という形になるので便利さをそれほど実感する機会はありませんが、暑い日に誰もいない家に帰ってきたときの「猛烈な部屋の暑さ」が、「eRemote」があれば家に到着する前のちょうどいいタイミングで冷房をセットできる、と考えると非常に便利なアイテムだと思います。

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