ご飯をあまり食べない子供に、進んで食べてもらえるようにするアプローチ
4歳の長男は好き嫌いはないのですが、食べる量があまり多くなく、下手をすると1歳5ヵ月の弟よりも食べてないのではないか?ということもしばしばあります。
昼食や夕食の後にお菓子やアイスであれば進んで食べるので、本当に満腹で食べられない!というわけではないのですが、食べる速度も遅く、どうしたものかと思っていました。
そんな時、たまたま息子から出た質問がきっかけで「食べる」という行為へ興味を持ってもらえたみたいなので、同じような子供さんがいらっしゃるようであれば参考になればと思います。
きっかけの質問
最近輪ゴムで遊ぶのにはまっているようで、この時も輪ゴムをひとひねりしてクロスさせ両足の足の甲あたりに着けて遊んでいました。
そこまで気を付ける必要があったわけでもないですが、「足の血が止まるからやめておきや~」くらいの感じで会話をしていたのですが「足の血が止まるってどういうこと?」と質問をしてきました。
自分からの説明
足が輪ゴムでギュッと締め付けられているから、足の先に「血」が進まなくなってそのままにしておくと足が腐っちゃうよ、と伝えました。
体の中を血が巡っているということ自体に「?」という感じだったので、自分の心臓に手を当てさせて心音を感じさせながら、心臓から血が出て行って体中を血が流れているというような説明をしました。
すると、「心臓から出て行った血は体の中を流れてどこかに消えていく」と思ったらしく、「血がなくなっちゃったらどうするの?」という質問が飛んで来ました。
心臓から出て行った血は体中を流れてまた心臓に戻ってくるという説明をしても良かったのですが、ここはチャンスかなと思い、「毎日ちゃんとご飯を食べたら、おなかの中で食べ物が血になって体に流れていくんやで」と話し、しっかりご飯を食べないと体から血がなくなって腐っちゃうよと少し大げさに説明してみました。
食べ物が最終的に「う〇こ」となってでてくることは理解しているらしく、「じゃあう〇こはどうやってできるの?」と質問が飛んできたので、「お腹の中で血に代わって、血にならなかったゴミがう〇ことしてでてくるんやで」と話しておきました。
きっかけは大事
今回のやり取りで、今後どれくらいご飯を食べるようになってくれるかわかりませんが、かなり興味を持って質問をし、こちらが説明したことも納得して聞いてくれていたので、結構期待が持てるかなと思っています。
ご飯を食べないからと、時には無理やり食べさせたり、時には理解してもらおうと色々説明したりしていましたが、やはり本人が興味を持たないとあまり効果は期待できないものかと思います。
であれば、頭ごなしに色々詰め込むのではなく、「どうすれば興味をもってもらえるのか?」と考えるようにすることで、教えようとしていることを素直に聞き入れて実践してもらえやすくなるのかもしれません。
今日ははそんなことを考えさせてくれる一日でした。