マネジメントされる立場から「マネジメント」に求めているもの
開発職、営業職の両方を経験してきて、31歳の「今」仕事をしていく上で大切だと感じていることを整理していこうと思います。
新しい職場に1ヵ月と少し在籍し、年齢的にも「若い!」とは言えず、年下のメンバーと仕事をしていく機会が増えてくる中で、「自分に求められていること」「求められている役割、果たすべき役割」を考える機会が多くなってきました。
まだまだ答えの出ない状況ではありますが、現時点での状況をアウトプットすることで整理して目に見える形にし、次のステップへと有効活用できないかと思っています。
とまぁ、酔いに任せてまじめっぽいことを書いてみましたが、自分自身の頭の中の整理を兼ねて備忘録程度に少しづつまとめて行ければと思います。
まずはその第一弾として「目的の共有」について。
目的の共有
「仕事をする」ということは所詮「人」と「人」が協力しあいながら何かしらの目的に向かって業務を進めていく、という以上の何物でもありません。
円滑に業務を進める上では、「目指すべき目的(ゴール)を明確にして共有する」ということができていなければ、例えば「営業」「開発」などのチーム間において、
- 業務を進める方向性にブレが生じてしまったり、
- 課題・問題が発生した時の対応方法などにも違いが出てきてしまい、
それらを解決しようにもレイヤー(最終的なゴール)の違う議論が繰り広げられ、結果、結論を導き出せず無駄な時間を過ごしてしまう、もしくは納得のいかない形で決着する、という可能性が非常に大きくなります。
そうした状況を避けるためにも、新しい組織で業務をスタートするタイミング(組織編成後すぐ)などで、まずは各々が自分自身のポジション(立場、役割)、所属する部署のミッション、会社全体の戦略を考え、その結果をチーム内で議論し共有することからスタートするべきです。
そういった機会もないまま、上から降りてきた目標数字(ノルマ)だけをもって、中身の薄い戦略・戦術で業務を開始してしまうと、各々が独自の解釈の下好き勝手に行動し、あるいは行動をせず、部署内や部署間における不協和音を生み出し、組織としての結束力が薄れ、モチベーションの低下と目標の未達という結果を招いてしまいます。
組織のマネジメントをする立場である・ないにかかわらず、是非上記のことを念頭に置きチームのマネジメントについて真剣に考えることができるよう、「マネジメント」に求めること、という形でまとめてみました。